特産品


しんしろ茶
◆主な産地:新城市
◆生産量 :34トン
◆シーズン:4月下旬~8月上旬

新城市の普通煎茶の生産量は愛知県一位。厳選された一番茶は「しんしろ茶」として流通しています。
古文書によると、茶がこの地方で栽培され始めたのは安土・桃山時代からとされ、管内では他にも深蒸煎茶、カブセ茶、抹茶、焙茶、番茶などが生産されています。
近年は、地元産の茶葉を使って農家が独自に和紅茶の製造に取り組むなど、茶葉の消費拡大に向けてさまざまな動きが展開されています。

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◆主な産地:新城市
◆生産量 :20トン
◆シーズン:5月下旬~6月下旬

新城市では昭和30年代に産地化が図られ、現在では愛知県一位の生産量を誇ります。夏冬の寒暖差が大きいため休眠を要する果樹の栽培に適しており、加えて十分な雨量(年間降水量2,000mm)や生育期にあたる春先が温暖であることなどから、大玉で肉厚な果実が数多く生産されています。
主力品種は「白加賀」の枝分かれの「玉英」と、全国的に有名な「南高」で、管内の直売所などでは自家用の梅酒や漬梅の原料として人気を集めています。
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ミニトマト
◆主な産地:設楽町・東栄町・豊根村
◆生産量 :180トン
◆シーズン:5月中旬~12月中旬

管内は長野県と静岡県に接する冷涼な山間地で、愛知県内唯一の夏秋産地です。
主力品種の「TTM-117」は、大玉で耐裂果性やへた取れに優れるのが特徴。標高500メートルを超える北設楽郡全域では、30~80代と幅広い年齢層の生産者が、誘引方法や病害虫防除の有効的な手段を共有し、夏場でも品質の高いミニトマトを栽培しています。


トマト
◆主な産地:新城市・設楽町
◆生産量 :1,500トン
◆シーズン:6月中旬~11月下旬

作手、名倉、津具地区は、夏も冷涼な気候を生かした県内有数の夏秋産地で、しっかりとした肉質の「りんか409」と、果皮が柔らかくゼリー部が少ない「ルネッサンス」を栽培しています。 奥三河地域の高原地帯(標高500m以上)で太陽の光をいっぱいに浴び、石清水の美味しい水をたっぷりと与え育てたトマトは、当JAが製造するジャムやケチャップの原料としても用いられています。
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奥三河天狗なす あいちの伝統野菜
◆主な産地:設楽町・東栄町・豊根村
◆生産量 :7.3トン
◆シーズン:6月中旬~10月下旬

津具地区は“天狗なす”発祥の地。昭和戦前から栽培され、従来品種に比べて鼻型果の発生率が高く、地元に伝わる天狗伝説をもとに「奥三河天狗なす」と名付けました。 一般的なナスの5~10倍のサイズで、重量は400g以上。大きいものは600gを超えます。皮が薄く、とろっとしたやわらかな食感は「ナスの大トロ」とも言われるほどで、生産者で組織する保存会で種を保存し、北設楽郡内でのみ栽培されている「あいちの伝統野菜」です。


巨峰
◆主な産地:新城市
◆生産量 :30トン
◆シーズン:7月中旬~9月上旬

新城市を含む東三河地域は「種なし巨峰」発祥の地です。
巨峰は、開花期にジベレリンという植物ホルモン液に房を浸すことで種を抜くことができ、ブルームと呼ばれるブドウ類の皮に付着する白い粉は、果実から糖分が出て固まった食べ頃のサインです。
盆地である新城市は夏場の夜温が低く、県内の他産地に比べて着色が進みやすい傾向にあり、当地で育った出荷基準の糖度16を超える良質な果実は、夏場の贈答用品としても人気を集めています。

小菊
◆主な産地:新城市・設楽町・東栄町・豊根村
◆生産量 :60万本
◆シーズン:7月下旬~9月下旬

鳥獣被害が少なく、小面積でも栽培が可能な作物として、2008年から本格的な栽培が始まりました。天候の影響を受けやすい露地栽培においても、菊特有の病気や虫の対策を万全にし、良質で草丈のある菊が管内全域で生産されています。 盆や彼岸の仏花として用いられることが多く、需要期に安定した出荷が実現できるよう、品種の選定や栽培技術の向上のため、地域一体となって日々研究に励んでいます。



◆主な産地:新城市・設楽町・東栄町・豊根村
◆生産量 : 6,000トン
◆シーズン: 9月中旬~10月下旬

新城地区や鳳来地区では「あいちのかおり」「ゆめまつり」、作手地区は「ミネアサヒ」、北設地区は「チヨニシキ」など、地域ごとの気候にあった品種が栽培されています。
また酒造好適米として、作手地区や北設地区では「夢山水」、近年では平地向けの「夢吟香」を新城地区で作付けし、県内の酒蔵で清酒の原料として利用されています。


菌床しいたけ
◆主な産地:新城市
◆生産量 :110トン
◆シーズン:周年

2011年に13名の生産者で部会が発足し、周年供給を続けることで、今では食卓に欠かすことができない管内を代表する品目にまで成長を遂げました。
安全・安心なシイタケを消費者に届けるため、培地となる菌床ブロックも管内の作手地区で製造。市場からも「肉厚で高品質」と評価が高く、サイズも大きいので加熱しても小さくなりにくく、ジューシーで濃厚な旨みが堪能できます。



◆主な産地:新城市
◆生産量 :240トン
◆シーズン:9月下旬~12月上旬

新城市は比較的温暖な気候で、秋口は朝晩に温度差もあり、柿栽培に適した地域です。
主に栽培されている品種は「早秋」「次郎」「富有」の3種類で、主力品種の「次郎」はパリッとした食感とコクのある甘味が特徴。「早秋」は早生品種では珍しい完全甘柿で、肉質が軟らかく食味に優れます。「富有」は肉質がきめ細かく、さっぱりとした甘さで、3品種とも当JAが運営する直売所などで行楽の土産品として高い人気を誇ります。



まるくん
まる里芋 あいちの伝統野菜
◆主な産地:新城市
◆生産量 :25トン
◆シーズン:10月下旬~12月下旬

「八名丸里芋」は、1940年頃に新城市一鍬田地内(旧八名郡八名村)の農家が丸い形状のサトイモを求めて種芋の選抜を繰り返して育てたサトイモです。
八名村で取れる丸い里芋にちなんで「八名丸」と名付けられ、今では管内の秋の味覚のひとつとして地域の特産品となりました。
きめ細かな肉質と滑らかな舌触りが特徴で、煮つけはもちろん、芋汁や素材の味を楽しむきぬかつぎで味わうのがおすすめです。

他産地や他品種との差別化を図るため、イメージキャラクター「八名丸くん」を独自に作成し、商標登録しています。
JA直売所などの出荷の際には、形状などの出荷基準を満たしたものにだけ使用できる八名丸くんシールを貼り付けて出荷しています。
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自然薯
◆主な産地:新城市
◆生産量 :3トン
◆シーズン:11月下旬~12月下旬

自然薯「夢とろろ」は、2003年に愛知県農業総合試験場が開発した県特有の品種で、身が締まり、香り高く、粘りが強いのが特徴です。
昼夜の寒暖差のある当地の気候は自然薯の栽培に適しており、標高500mの作手地区では、専用パイプを活用して栽培することで、まっすぐで色白の上質な自然薯が数多く収穫され、年末には贈答用としても広く親しまれています。


イチゴ
◆主な産地:新城市
◆生産量 :255トン
◆シーズン:11月上旬~6月下旬

管内の主力品種「紅ほっぺ」は、甘さと酸味のバランスに優れ、大玉で果汁もたっぷり。また、愛知県の育成品種「ゆめのか」は、すっきりとした爽やかな甘さが特徴です。 イチゴはシーズン通しての需要が高く、安定した収益が見込めるため、新城市では新規就農者向けの推奨品目の1つとして位置付け、就農希望者向けの現地視察や農家研修を積極的に行うなど、担い手の育成にも力を入れています。


ホウレンソウ
◆主な産地:新城市
◆生産量 :45トン
◆シーズン:周年

新たな特産品にと、2011年から産地化に向けて栽培導入されたホウレンソウ。標高500mを超える作手地区では、夏でも冷涼な高原の気候を生かし、県内で唯一、市場へ周年出荷を行っています。
豊かな生育や良好な食味など、ホウレンソウ本来の力を最大限に引き出せるよう、土づくり、温度管理、水分管理にこだわり、ハウスで栽培されたホウレンソウは、しっかりと太った株張りで圧倒的な存在感。肉厚で大きな葉は、ホウレンソウ特有のえぐみがほとんど無く、さっと湯通しして“しゃぶしゃぶ風”に味わえば、甘みと旨みをより感じることができ、料理に用いても他の食材に引けを取らない食べ応えです。



鳳来牛
◆主な産地:新城市
◆生産量 :300頭
◆シーズン:周年

「鳳来牛」は、新城市内の認定生産農家が18ヵ月以上最終肥育した肉質等級“4等級以上”の上物和牛肉で、生産農家が4戸と少なく、市場に流通することがないため“幻の和牛”とも称される当地ならではの黒毛和種ブランドです。
管内では、肥育用素牛を供給する繁殖経営も盛んで、肥育農家とともに希少な鳳来牛の生産基盤を支えています。飼養規模が小さい分、一頭一頭に目をかけた細やかな管理が行え、山間地の豊かな自然環境で育まれた鳳来牛は、霜降りが入っていても脂のしつこさを感じず、口に入れた瞬間「肉の旨み」と「脂の甘味」を存分に堪能することができます。
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奥三河さわやか牛
◆主な産地: 新城市・設楽町
◆生産量 :220頭
◆シーズン:周年

「奥三河さわやか牛」は、乳牛(ホルスタイン種)の母牛と黒毛和種の父牛から生まれた交雑種の牛肉です。当JA管内の肉質等級“3等級以上”の牛肉のみを認定しており、交雑種ブランドとしては厳しい認定基準を設定しています。
交雑種肥育生産は、素牛の母体が乳牛である事から、酪農家と結びつきの深い業種と言え、奥三河の清流と緑豊かな澄んだ空気の中で育まれた奥三河さわやか牛は、脂身の口溶けが良く、赤身肉も深い味わい特徴を持っています。


東栄チキン
◆主な産地:東栄町
◆生産量 :2,575トン
◆シーズン:周年

東栄わかどり生産部会では、生産者4戸で年間90万羽の「錦爽どり」と「錦爽赤どり」(マルトグループ銘柄鶏)を生産しています。飼料には木酢液を添加し、「肉質が柔らかい」「臭みの少ない」「脂肪が少ない」など良質な肉質が自慢です。東三河を中心に愛知県産鶏肉として消費者から好評をいただいています。
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